思索器官

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国会のお仕事とは

国会とは

衆議院と参議院で構成される国権の最高機関、唯一の立法機関です。(第41条)

衆議院

定員480名(小選挙区300名、比例代表区180名)で任期は4年。

満25歳以上の人が立候補出来る。

拘束名簿式。

参議院

定員242名(選挙区146名、比例区96名)で任期は6年で3年ごとに半数改選。

満30歳以上の人が立候補出来る。

非拘束名簿式。

 

国会の仕事

主要な仕事

立法権(41条)

法律の議決(59条)

条約の承認(61条)

憲法改正の発議(96条)

財政監督権(83条)

予算の承認(86条)

予備費の承諾(87条)

行政に対して

内閣総理大臣の使命(67条)

国政調査権の発動(62条)

衆議院の内閣不信任案の決議(56条第二項、69条)

司法に対して

弾劾裁判所の設置(62条)

 

衆議院の優越

参議院の任期6年に対して衆議院の任期は4年と短いため、衆議院は国民の意見をより反映されやすいとされており、そのため衆議院は参議院に対してより強い権限を有します。

予算先議権

予算は先に衆議院で議論されます。(法案は衆議院、参議院でどちらでも先に議論される場合があります)

内閣不信任決議権

衆議院が内閣不信任案を議決した場合、内閣は総辞職もしくは衆議院の解散をしなければなりません。

法律の再議決

参議院で否決された場合、衆議院の3分の2以上の再議決によって法案は可決されます。

予算の議決・条約の承認・内閣総理大臣の指名

両院が異なる議決をした場合、両院協議会を開き、最終的には衆議院の議決に従います。30日以内(総理大臣の使命は10以内)に参議院が議決しない場合、衆議院の議決に従います。

 

法律ができるまで

法案の提出

各省庁で立案され、内閣法制局の審査を経て閣議決定されてから、内閣総理大臣が提出する場合(内閣提出)と、衆議院議員(20名;予算を伴う場合50名)や参議院議員(10名;予算を伴う場合20名)の賛成をもって、提出される(議員提出)場合があります。

衆議院(参議院)での審議

常任委員会もしくは特別委員会の審議

議長が法案にふさわしい委員会を選び、委員会によってまずは議論されます。重要な法案の場合は公聴会を開くなどして意見を聞き、審査されます。場合によっては修正案を作成します。

本会議

委員会の審査を受けて法案を可決、他院に送付します。

参議院(衆議院)での審議

先の院と同様の流れで法案を審議し、可決されたのち天皇に奏上し、法案が公布されます。

 

両院で議決が異なる場合

先の院で可決された場合でも、後の院の会議で否決される場合があります。

その場合、衆議院の3分の2以上で再可決された時、法案は成立し、公布されます。(衆議院の優越)

予算や条約の制定に関する場合や衆議院の3分の2未満で再可決された場合、両院協議会が設置され、成案したのち両院で可決され法案が成立します。