思索器官

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鉄血のオルフェンズ 第46話(二期21話)の感想

鉄血のオルフェンズ第46話で起こったこと

ジュリエッタに三日月さんブチ切れ

  →三日月の強さは人間のものではない

マクギリス対ガエリオ

  →わかりあいたいガエリオ

アルミリアの傷で隙を見せたマクギリスをかばって石動死亡

  →マクギリスの夢はまやかしだとガエリオは断言

タービンズの航路を使って離脱する鉄華団

  →戻る場所のない鉄華団員

次は火星での戦闘

落ち込む三日月を優しく見守るアトラさん

  →何か変わりました?

阿頼耶識フラグをへし折ったジュリエッタ

ヤマギの気持ちに気づいていたシノ

  →bromance! 

オルガ、もう迷わない

マクギリス地位剥奪

  →火星のギャラルホルンはラスタル陣営

 

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感想

今回は不利な戦場からの戦略的撤退と次の戦場へと繋がる話でした。

私はマクギリスをもっと先まで見据えた男だと予想していたのですが、ここまで来てマクギリスは見通しの甘い男となってしまったことに少し残念な気持ちを覚えています。

前回のバエルを使って部下の戦意を高揚させていたシーンもそうですが、バエルを手に入れることがマクギリスにとっての最大の目的であり、バエルさえ手に入れられればその後はすべてうまくいくと考えていたのは、マクギリスさえも鉄華団と同様に、恵まれない境遇の子供というカテゴリーに分類され、大人の甘言に翻弄されているという構図になっていて、そう考えると大人や世界という理不尽に対抗する子供たちというテーマの中のつなぎの話としては良かったのかなと思っています。

ラスタルに翻弄されるマクギリスが鉄華団をいいように使っていくという構図はまさしく世界の一つの側面を切り取っていて、そんな搾取構造に対して風穴をあけるような答えを鉄血のオルフェンズという物語が示してくれることを期待しています。

 

昭洋の生き残ってくれてありがとうという言葉に、彼がこれまで経験してきた大切な人の死の重みを感じられました。だからこそ生を大事にする昭洋が誰かの為に死んでしまうという死亡フラグ立てまくってて、どうにかフラグをへし折ってほしいですね。

 

鉄華団はビスケットの時から、団員の死によって戻れなくなっていっています。今回もシノの死によってオルガや鉄華団は戻れなくなりました。しかしそれはオルガだけの決断、想いではなく、鉄華団みんなで歩いてきた道でした。今ではただザックだけが広い視野で状況を見ることができていますが、それは彼に帰る場所を持っているからというよりは、帰る場所はいつでもどこにでもあると考えているからのように思えます。ザックだけが鉄華団の中で唯一教育を受けており、先進国、というか日本の人間に近い考えを持っています。彼がその境遇から、すべての人の可能性を信じ、どうにでもなるという楽観的な広い視野を持っていることに対し(だからこその人生に対する甘さもある)、鉄華団の子供達は視野や価値観が一つに縛られてしまっていて、恵まれない子供、少年兵の悲しさを物語っているなぁと思っています。

 

次の戦場は火星のようですが、マクギリス共々鉄華団は追い詰められています。大人に蹂躙される子供達はそれに抗う答えを示せるのでしょうか。最終回が楽しみです。

 

ところでアトラさんに何があったんだろうね、ハッシュ君。